マルボロ親会社、マリファナ市場に参入か

何年もの間、大麻陰謀論者は、マルボロ(Marlboro)ブランドの紙タバコ販売の可能性を広め、大麻が合法化された際のあらゆる企業がマリファナ市場を席巻する程度を知らしめてきた。12月2日月曜日にロイター紙がマルボロ(Malboro)とヴァージニア・スリム(Virginia Slim)の親会社アルトリア(Altria)が、カナダの大麻企業クロノス・グループ(Cronos Group)への投資機会を検討していると発表したことで、かつての人心かく乱作戦的なものが、未来の大麻消費の分別ある概算になった。

「この対話が始まったことはとても意味のあることだ。」と、クロノス・グループ(Cronos Group)CEO兼会長のマイケル・ゴレンスタイン氏がCNNに語った。クロノス(Cronos)は、タバコ巨大企業との話し合いが進んでいることは認めているが、アルトリア(Altria)との共同事業の取引が成立したとの明言はなかった。それでもやはり、2日の株価終値は、11%増となった。

アルトリア(Altria)は、クロノス(Cronos)への興味に関してまだコメントを出していない。しかし、同社がカナダの大麻市場での展開を目論むであろう理由には謎はほとんどない。同社の株価は、2018年の間に20%下落している。これは、タバコ利用が大きく低下していることが大きな理由だ。アメリカでは、近年の研究で、かつてないほどのタバコを吸う成人が減ってきており、2016年以降だけでも1日のタバコ利用者は15.5%減少している、とわかった。

大麻は、タバコ市場にとっての救世主になるだけではない。先週、ウォール・ストリート・ジャーナルは、アルトリア(Altria)が繁盛している電子タバコ企業ジュール(Juul)の「重要な少数派株式」買収することを検討しているというニュースを報じた。アメリカの1日あたりの電子タバコ利用者は、増加しており、いくつかの研究で全人口の2.8%になるとわかっている。

アルトリア(Altria)の関連会社全部が、大麻販売に納得しているわけではない。フィリップ・モリス(Philip Morris)CEOのアンドレ・カランザポラス氏は、大麻がまだ禁じられている市場が多くある中で自身の事業が展開をしていくことは不本意だと表明した。結局のところ、麻薬戦争を煽るロドリゴ・ドゥテルテはこのような動きをどう思うだろうか?「我々は、大統領の立ち位置は理解しており、そして、我々がフィリピンの市場を70%占めていることは自明だ。」と、カランザポラス氏は今週ブルームバーグに語った。「思いつくのは、仮説的に”君たちは一体何をしてるんだ?”と呼び出されて問われたらということだけだ。」と続けた。

アルトリア(Altria)は、そのような問いかけを対処する準備はできているようで、そうすることが利益になるという理由もある。マリファナ・ビジネス・デイリー(Marijuana Business Daily)は、アメリカでのマリファナ需要は525億ドルになると見込んでいる。カナダは、世界最大の合法大麻市場国家で、クロノス(Cronos)は最近年間4万キログラムの大麻を生産できる拠点を建設した。同社は、技術力の強化に重点をおき、長期間において市場を牽引することを目論んでいる、そして、人工カンナビノイド開発のためボストンのギンコ・バイオワークス(Ginkgo Bioworks)とプロジェクトを立ち上げた。

マルボロ(Malboro)の親会社だけが、この市場での賭けをしようとしている大企業ではない。モルソン・クアーズ(Molson Coors)・ウォルマート(Walmart)・ペプシ(Pepsi)やコカ・コーラ(Coca Cola)が大麻製品製造の可能性への関心を表明している。ここからわかることは明確だ、企業製造の大麻はもはや仮定ではなく、むしろ急速に迫ってくる現実なのだ。

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