Bloom Farms、大麻産業における男女平等への取り組みを発表

ブルーム・ファームズ(Bloom Farms)は、2020年までに同社製造の大麻の50%を女性栽培者生産のものとする。

昨日、カルフォルニア拠点のブルーム・ファームズ(Bloom Farms)が、同社保有の大麻生産者リストにおける性格差をなくし、2020年末までにマリファナ供給量の半分を女性栽培者からのものとすることを掲げることを発表した。11月13日付の声明で発表されたこの動きは、大麻産業が男女平等が求められる流れに沿った対応が取れていないとされる懸念の増長に対応したものだ。

業界分析によると、合法大麻による収入における男女間の格差は劇的な広がりをみせ続けている。マリファナ・ビジネス・デイリー(Marijuana Business Daily)による研究によると、大麻産業における幹部レベルの女性割合は、2015年の36%から2017年の27%に減少している。また近年では、北米最大のマリファナ企業は、男性によって主権が握られていると判明している。さらに、幹部レベルの性的不品行疑惑が表立つようになり、大麻産業の執行役員は女性の参入に向けた取り組みが求められるのではないかという疑問が上がるようになった。

「大麻業界において、女性蔑視・性的不品行・差別が増加していると理解しているが、そのような行為は許されるものではない。」と、AP通信(AP press release)に対して、ブルーム・ファームズ(Bloom Farms)CEOマイケル・レイが語った。「ブルーム・ファームズ(Bloom Farms)は、カルフォルニアの大麻コミュニティで長年不可欠だった才能のある多様性のある事業経営者へ平等に機会を確保したい。」と続けた。

声明では、ブルーム(Bloom)はいくつかのカルフォルニアの女性経営・運営農園と供給合意書を定め確保する方向で進んでいると続けている。同社は、ネバダや他の州でも、運営における男女平等に関する目標値を設定するとしている。現段階では、大麻供給者内での男女比率の詳細の数値は公開されていない。

ブルーム・ファームズ(Bloom Farms)が、運営方法において空想的な慈善的プロトコルを盛り込む計画を公的に発表したのはこれが初めてではない。2014年の開業以来、ブルーム(Bloom)は「使命重視企業」と自称し、現段階ではその使命はカルフォルニアとネバダのフードバンクへの支援として還元されている。ローズゴールドの水蒸気吸引ペンや花株を含む同社製品がひとつ販売されるごとに、州のフードバンクへ寄付を行っている。現在までに、同社のOne to One(1対1)ビジネスモデルにより、140万食近くをホームレスに提供したと言われている。

同社は、大麻産業の発展により、様々な前向きな社会規範のひとつとして、男女平等のスタンダードを設定することが可能になると見込んでいる。「大麻産業は、全国に展開するにつれて、社会のあらゆる側面で変革を起こす原動力となるはずだ」と、流通責任者のサリアン・ニコルスは言う。「都市・農村改革から、州・地方財政まで、幅広い起業家に機会を提供していく。」と続けた。

ブルーム(Bloom)だけが、大麻産業における雇用機会均等に企業として関心をもっているわけではない。マサチューセッツ州政府は、今年初めに、産業における男女間人種間不平等を調査する研究を実施すると発表した。様々な機関が、大麻産業における女性雇用を促進するために設立され、その中には、デンバー拠点のウーマン・グロウ(Women Grow)やIllinois Women in Cannabis(イリノイ州の女性大麻従事者)のような州ベースのネットワークが含まれる。マドロン・スチュワートの「Feminist Weed Farmer(女性の大麻栽培者)」は、同様の動きを示す出版物の例で、大麻栽培者の顔ぶれを多様化する目的で近年使用されるようになった。

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