大麻成分含有の化粧品が増加傾向に

セフォラ(Sephora)が、今年初めに「ハイ・ビューティ(High Beauty)」ブランドの立ち上げを発表した。

最近、カナダで大麻が合法化され、アメリカのオクラホマ州で医療大麻の合法化の投票が行われ、大麻のもつ健康に対する効能についての議論が進められてきた。

さまざまな健康状況を治療に使用される成分としてだけでなく、最近では大麻は美容産業でも使用されるようになってきた。

マリファナ中の非精神化合物カンナビジオール(CBD)は、マスカラや保湿製品などの製品にいくつかのブランドで使用されている。

製品が、摂取すると高揚感を感じさせる大麻の主成分となる微量のテトラヒドロカンナビノール(THC)を含有しているのであれば、合法的に消費者に販売することができる。

大麻とCBD市場調査を専門とする企業ブライトフィールド・グループ(Brightfield Group)によると、CBDは「次世代の人気の機能性がある美容成分」で、シアバターやアロエのようなインパクトを美容業界に与えるだろう、とのことだ。

さらに、医療・娯楽・美容それぞれの用途での大麻使用への関心が強くなっているので、CBD産業は、2022年までに220億ドル(160億ポンド)市場にまで成長すると見込まれている。

今年9月には、フランスの美容ブランドであるセフォラ(Sephora)が、初めての大麻入りコスメブランド「ハイ・ビューティー(High Beauty)」を立ち上げた。

このブランドは2つの製品を発表した。1つは、大麻フェイシャルオイル「High Expectations」、もう1つが、大麻フェイシャル保湿液「High Five」だ。

ハイ・ビューティー(High Beauty)の創立者メリッサ・ジョシム氏はマリファナに対する人々の意識は変化してきており、単なる娯楽用薬物ではなく、健康用製品として捉える人が増えてきている。

「人々が日常生活の一部や、健康のために使用するものと捉えていなかったので、主力商品にはなっていなかった。」と、Civilizedに対して同氏は語った。

エスティローダー(Estée Lauder)のブランドであるオリジンズ(Origins)は、今年前半に大麻入り製品を発売した最初の主流美容企業になった。

同社のウェブサイトでは、認定の製品の製造に使用される全ての原料は、100%天然で、「最高級の現地産の大麻・マリファナ」のみ使用している、と掲載している。

オハイオ州のニュース局であるWHIO-TVは、アメリカで販売されているCBDを含有する美容製品について調査を実施した。

調査チームは、多くの製品が、CBDは酸化防止剤や抗炎症剤にもなり、肌の状態を改善したり、シワを薄くし、まつげを強くする効果がある、という保証をつけていることを発見した。

「この種類の製品は、高揚感を与えるような効果は一切なく、精神活性成分を含んでいない。」と、フロリダ州で家庭医をするグレゴリー・サマノ博士が同ニュース局に語った。

「この状況に期待している。今後、さまざまな進化がみられると思う。」と続けた。

現在販売中の大麻美容製品ベスト10は、このリンクから。MGC Derma製80ポンドのデイクリーム、Malin+Goetz製20ポンドのハンド/ボディウォッシュ、Dr Bronner’s製7.69ポンドの石鹸やVotary製70ポンドのフェイシャルオイルが紹介されている。

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