キャノピー・グロース、EUでのマリファナ市場開拓に1億1500万ドル

canopy growth・カナダの巨大大麻企業がスペイン・イタリア・ギリシャへの展開を視野に
・ヨーロッパにおける生産は週何百キロにもなる可能性

世界最大の医療大麻企業キャノピー・グロース社(Canopy Growth Corp.)が、ヨーロッパに巨額の投資を検討している。

マリファナ栽培をしている同社は、1億ユーロ(1億1500万ドル)以上を費やし、この先2年をかけて、ヨーロッパにおける栽培を拡大させる考えだ、とキャノピー(Canopy)のスペクトラム・カンナビス(Spectrum Cannabis)のヨーロッパ部門統括ディレクターピエール・デブスが語る。98億ドルの価値をもつ巨大大麻企業が、2つの新規製造施設を建設し、治療に使用する大麻を何百キロも栽培する予定だ。

ドイツとヨーロッパ全体は、「規制医療大麻市場としてはカナダ以外で最も発展の可能性をもっている」と、デブス氏は電話インタビューで答えた。「状況は、カナダと同じような流れで発展していくだろう。だからこそ、大きな影響を与える製造施設が必要になる。」と続けた。

カナダの大麻製造社は、10月17日に娯楽用マリファナが合法化されたが、人口が少ない母国以外への展開をすぐにでも進めていきたい状態だ。イギリスを含む国で、法規制が緩和され始めており、大麻企業の幹部が数年で何十億ドルの市場になる可能性があると予測している。

キャノピー(Canopy)は、新しい栽培施設を、大麻栽培に必要な日照時間をもつ地域であるイタリア・ギリシャもしくはスペインに建設を予定している、とデブスは言う。同社は、すでにマドリード拠点のアルカリベルSA(Alcaliber SA)とパートナーシップを組んでおり、キャノピー(Canopy)の苗・種をマリファナ栽培に使用する許可を担保している。カナダの同社は、加工施設をドイツにも建設予定で、抽出物とジェルカプセルを製造する。

2020年までに、新たなインフラによって各エリアで何トンもの大麻を製造することが可能になり、それ以上の拡大は、入手可能な用地によっては、無制限に進むと、デブス氏は言う。同社は、デンマークに来年末までに週200キロの製造が可能な温室の建設が完了する予定で、今後建設予定の施設の中には、さらに大きなサイズのものもある、と同氏は続けた。

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