メキシコ最高裁判所、大麻合法化へ前進させる判断

メキシコの最高裁判所が、水曜日に、大麻使用を国家として禁じることは違憲だという評決を下し、大麻合法化へ向けて前進した、とロイター通信(Reuters)が報じた。

今回の評決は、国で定める薬物法に反する2つの挑戦、大麻禁止の影響に関する現状の率直な提起に賛同する立場を示すもので、メキシコの最高裁判所は、今後は下級裁判所を含め全ての裁判所が参考とする先例を作った。

メキシコの最高裁判所は、2015年に大麻禁止を取りやめるための一歩を踏み出した。その際は、国民は自由に大麻を栽培・消費することを許されるべきだという評決だった。しかしながら、連邦法では、禁止の違憲性を立証するためには、同様の内容で最低連続5件の判例を必要としている。

この評決が即時に大麻合法化と結びつく訳ではないが、禁止はメキシコ国民の憲法上の権利を犯していること、「マリファナによる作用は、マリファナ使用の絶対的禁止を正当化しない」ことを示す。

裁判所は、メキシコの連邦保険機関であるCOFEPRISに、販売や他の薬物や向精神薬の使用は認めないが、必要性があれば個人的目的の大麻使用を認可するよう命じた。

大麻使用・栽培・流通に関する法整備をするかどうかは、議会に委ねられた状態だ。

先を越す国はないと思われるが、メキシコが完全に大麻を合法化する世界3番目の国家になるだろう。

「メキシコ議会でマリファナの禁止が違憲だと宣言されるとき、アメリカ連邦政府が北米唯一の禁止国家になる。カナダはすでにマリファナを合法化している。アメリカの30州以上で、何らかの形式でマリファナは合法化されている。そして、メキシコで消費と生産が合法化される今、北米に残る薬物の最後の戦士は、ドナルド・トランプ大統領と司法長官ジェフ・セッションだ。」と、The Centro de Investigación y Docencia Económicasの薬物政策研究者フロイラン・エンシソ氏は語る。

メキシコは、2017年に医療大麻を合法化した。

7月に選出され、12月に就任するアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドールメキシコ次期大統領は、薬物に対する改革、大麻の合法化やさらには違法アヘン貿易の規制に対して取り組むことを期待されて選出された。

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