コカ・コーラCEO、CBD飲料の開発プランを否定する

コカ・コーラ(Coca-Cola)が、オーロラ・カンナビス(Aurora Cannabis)と合同のCBD(カンナビノイド)飲料開発に関する噂を否定した。

先月、コカ・コーラ(Coca-Cola)が、新たな注入飲料の開発でCBD産業に参入する可能性があるという噂が出回った。そして、9月17日までに、ブルームバーグ(Bloomberg)が、カナダの主要大麻企業であるオーロラ・カンナビス(Aurora Cannabis)とコカ・コーラ(Coca-Cola)が「深い話し合い」をもったという報道をしていた。匿名の情報筋が、この2社が飲料に関する取引について初期段階の交渉を進めていたと主張する。しかしながら、コカ・コーラ(Coca-Cola)広報は、CBDに関して注視する余地はあると言及し、この交渉に関しての質問の回答は避けた。オーロラ(Aurora)も同じく、この件についてのコメントは控えた。

それでも、オーロラ(Aurora)の株価は、この噂が公開されたその日に23%も上昇した。しかし、結局のところ、それほどの持久力があるものではない、とその噂は証明した。同時に、投資家は、コカ・コーラ(Coca-Cola)はなぜ数十億ドルにもなる合法大麻産業とのパートナーシップを検討しようとしないのか?と疑問視している。しかし、今日、コカ・コーラ(Coca-Cola)CEOジェームス・クインシー氏は、この噂が真実だというわだかまりを払拭した。

コカ・コーラ(Coca-Cola)CEOは、現段階はCBD飲料の開発の予定はない、と語る。

火曜日に投資家と電話で話したところによると、コカ・コーラ(Coca-Cola)CEOジェームス・クインシー氏は、オーロラ(Aurora)とのCBD飲料取引についてしっかり返答した。ビジネス・インサイダー(Business Insider)に対して、「簡単な話だ。現段階で何の予定もない。」とクインシー氏が答えた、と報じている。

しかし、株式市場の反応から判断すると、クインシー氏の回答は、この件に関して今後取引はない、ということを明確にするものだと考えられる。オーロラ・カンナビス(Aurora Cannabis)(ACB)は、本記事執筆時、ニューヨーク証券取引所で3.4%増で取引されている。コカ・コーラ社(Coca-Cola Co)(KO)が、2.5%増。つまり、投資家は大麻入飲料に投資していないということだ。

これは、コカ・コーラ(Coca-Cola)が今後飲料取引について企業と交渉する意志がないという訳ではない。交渉しない、というのは大きな誤りだ。アナリストは、2020年までにCBD市場は21億ドル市場にまで成長すると予測している。市場での売上に拍車をかける製品として、食品や飲料、コスメ・局所剤や医療・治療用軟膏が挙げられる。そして、アメリカの炭酸飲料への下降圧力がある。オビシティ(Obesity)の2017年後半の研究によると、若い世代を含め、砂糖含有の甘い飲料を飲まないようになってきている。

もちろんコカ・コーラ(Coca-Cola)が炭酸飲料だけを販売している訳ではなく、「健康志向」飲料やお茶の製品を拡大し続けている。同じように、大麻企業は、CBDの健康へ効果に興味をもつ消費者を対象とした、CBD飲料開発がますます進んでいる。この両方の要因を考慮すると、世界最大の飲料供給社であるコカ・コーラ(Coca-Cola)が、大麻産業に参入しないというのは考えづらい。実際、コカ・コーラ(Coca-Cola)広報担当は、先月の噂への反応として、CBDの健康飲料は同社が注視する種類の飲料だと述べている。

コカ・コーラ(Coca-Cola)の合法大麻への参入は時間の問題?

コカ・コーラ(Coca-Cola)幹部が実現に失敗する可能性のある取引の詳細を詰める必要はない。実際、今回もまさに起きうることだった。コカ・コーラ(Coca-Cola)かオーロラ(Aurora)、いずれかが違約事項を行ったかもしれない。おそらく、コカ・コーラ(Coca-Cola)の投資家は早い段階で、合法CBD市場への参入を推進しようとするだろう。しかし、現段階では、コカ・コーラ(Coca-Cola)のような大企業の動向としては、リスクを冒すのではなく、様子見の姿勢だ。コカ・コーラ(Coca-Cola)のような企業は、好機を待つ余裕があるのだ。

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