投資銀行調べ、カナダのマリファナ売上予測を大幅に下回る

カナダで大麻が合法化されて2週間、大手投資銀行が投資家に対して、娯楽用マリファナの本年度の売上が予測を大幅に下回ることは「日に日に明白に」なってきていると警告している。

大麻産業に商品提供をしている独立投資銀行GMP証券(GMP Securities)は、合法市場の最初の12日間で多くの州で運営・事前準備の問題が生じ出鼻を挫かれる形だった、と言う。

「多くの州で流通量はかなり限られており、オンタリオ州では履行そのものが難しく、ケベック州では在庫不足に見舞われ、認可製造者は限られた物品税印紙を対処しなければならず、この状況を解消するには数ヶ月かかるだろう。」と、GMPアナリストマーティン・ランドリーが研究レポートで述べた。

「結果として、多くの企業が在庫不足の状況にあることを鑑み、2018年度の娯楽用大麻売上の予測値を下げた。」と続く。

市場ナンバーワンのキャノピー・グロース(Canopy Growth)の売上見込みは会計年度2019年の4億6900万カナダドル(3億5700万ドル)から大幅に削減され、2億8800万カナダドルとされた(キャノピー(Canopy)の会計年度2019年は4月開始)。

依然として、GMPはオンタリオ拠点のキャノピー(Canopy)株は、その50億カナダドル以上と言われる「軍資金」を考えると、「買い」だとしている。

カナダが先進7カ国で初めて娯楽用大麻を合法化した際、業界筋はあくまで「試験的な開始」と考えており、これは店舗数の少なさ、限られた製品、必然的な大麻不足などが原因だ。

しかしながら、こういった問題のいくつは予想よりも深刻となっている。レポートによると、例として以下が挙げられる。

・現段階で州唯一の合法販売店であるオンタリオ・カンナビス・ストア(The Onrario Cannabis Store)では、合法化初日に注文を受けた娯楽用大麻製品すら未発送のものがある。カナダ・ポスト(Canada Post)によると、OCSは高い需要と主要輸送業者のストライキが原因だと主張していると報道した。

・ケベック州は、「何とか深刻な供給問題の対処をしているが、6社しかない供給業社で今後どのように継続していくか戦略が必要」としている。ケベックでは、政府運営の対面販売店舗が月曜〜水曜が定休となっていることもあり、大麻供給量はとても少ない。

・ブリティッシュ・コロンビア州では、何十もの認可待ち店舗があるが、実際に開店したのはたった1店舗だ。

アルバータ州が「合法市場で最も整備された州」と確信する、とレポートにある。

アルバータ州では、24近くの個人経営店が対面販売をしており、州政府経営のオンライン販売も問題なく運用されている。

「オンタリオやケベックと異なり、アルバータ州のオンラインストアでは在庫管理上で在庫数の大幅な下落は見られない。」と、レポートは言う。

「先週の半ばに製品の在庫数が落ちたが、週の終わりには補充がされた。つまり、補給が予定通り実践されているということを示している。」と続いた。

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