フェイスブック、大麻企業に道を開く

先週まで、フェイスブック(Facebook)は利用者の検索結果に大麻関連ページが表示されないように設定していた。アメリカの30の州では、いくつかの大麻製品が合法的に販売されているが、フェイスブック(Facebook)は大麻製品の違法販売の媒介となることを防ぐ目的で検索結果への表示を禁じていた。カナダでの連邦としての娯楽使用大麻の合法化の前日に、同社はポリシーを変更した。フェイスブック(Facebook)は、同社独自のシステムで認証された大麻事業の表示を開始し、認可された組織・事業であると同社が認証したページには青かグレーの認証マークがつく。

「フェイスブック(Facebook)が、同社スペースで違法薬物取引と合法大麻事業を区別し、大麻産業に対してより意味合いのある見方をするようになったことは心強い。」と、大麻業界の消費者・ブランド・市場分析を提供する大麻・ヘンプ中心の市場調査企業ブライトフィールド・グループ(Brightfield Group)調査部長べサニー・ゴメス氏は言う。

大麻企業幹部は、マーケティング活動に関する法規制が原因で身動きが取れない状態だった。というのも、大麻販売が合法とされている州では梱包・広告・宣伝活動に関して厳しい規制があるからだ。

「たいていの長年続く方法は、我々は使うことができない。」と、キーフブランズ(Keef Brands)のCEOエリック・クナットソン氏は言う。

グーグル(Google)やフェイスブック(Facebook)のような企業が課すマーケティングに関する制限は、法により定められたものを大きく越えるものであり、大麻産業のオンライン上の露出展開に大きな影響を与えてきた、とダスティン・イアノッティ氏は言う。彼は、大麻中心のマーケティング業社アーティサンズ・オン・ファイア(Artisans on Fire)の共同創立者だ。「戦略的に効果的なマーケティング展開するのであれば、どの産業であっても、グーグル(Google)とフェイスブック(Facebook)広告が全てと言える。」と同氏は言う。「大麻ブランドは同産業が参入した頃からずっとこのタイプのマーケティングでの制限を対処しなければならなかった。」と続ける。

フェイスブック(Facebook)で大麻関連の企業が検索結果に表示されるようになった今、大麻産業はより大きな変革を願っている。「企業名が検索できるようになるというのは最初の第一歩にすぎない。」と、電子タバコ・大麻用器具製造業社ダヴィンチ(DaVinci)の運営担当副社長ショーンテル・ラドウィッグ氏は言う。「次のステップとして、フェイスブック(Facebook)が広告を許可することを願っている。広告を出すことで、他の媒体と同じくフェイスブック(Facebook)利用者の中の潜在顧客へのリーチを広げたいと強く願っている。」と続けた。

大麻ブランドをソーシャルメディアで取り扱うことで、より幅広い顧客情報や人口統計的購買データを利用できるようになる。「顧客情報・人口統計的購買データは今まで大麻産業にとって手に入れることが困難なものだった」と、イアノッティ氏は言う。

広告やデジタルメディアの進化は必然だったと言える。大麻の研究が進み、人々は大麻に関するより多くの情報を求めるようになった、とゼン・リーフ・ディスペンサリーズ(Zen Leaf Dispensaries)CEOジョージ・アルコス氏は言う。同社はイリノイ州・メリーランド州・ネバダ州で店頭販売を運営している。合法化が進むに伴い、「フェイスブック(Facebook)が認可された大麻企業のフェイスブック(Facebook)広告使用を認めるのは当然と言える。」と語った。

あわせて読みたい