大麻オイルがクローン病の症状を改善するとの研究結果

新しい研究によると、大麻オイルがクローン病の症状改善に「大幅に」機能するとのことだ。

「研究結果では、クローン病を患う患者の多くは、症状改善の為に大麻を定期的に使用している」と、胃腸病専門医でありテルアビブ大学で教鞭をとるイスラエル人のティムナ・ナフタリ医師と声明を出した。「この改善は腸内の炎症の現象に関係していると長く言われており、この研究はこれを調査することが目的だ。」と続けている。

クローン病は、一生続く炎症性腸疾患(IBD)であり、激しい腹痛と慢性の下痢を引き起こす。

ナフタリ医師の研究は同種の研究では初めて資金調達されており、カンナビジオール(CBD)とテトラヒドロカンナビノール(THC)4対1の割合で含む大麻オイルでの8週間の治療により、クローン病患者の65%に臨床的寛解がみられることを発見した。ランダム化プラセボ対照研究には、50人のかなり重症な患者も関わっている。大麻オイルを使用した患者は生活の質が大幅に改善したと報告している。

しかしながら、興味深いことに、大麻はクローン病の主症状である腸の炎症には何の効果もないことが判明した。

「我々は、大麻はクローン病の症状にある程度の改善効果をもつことを既に実証しているが、驚くことに、内視鏡数値や炎症症状マーカーで大麻オイルとプラセボ薬の比較上、統計的な改善が見られなかった。」と、ナフタリ医師は説明する。「カンナビノイドに重大な反炎症効果がありうるが、この研究結果では、症状の改善はカンナビノイドの反炎症の特性には関連していないかもしれない、ということを示している。」と続けた。

引き続き、ナフタリ医師と研究チームは、炎症性腸疾患(IBD)治療における大麻の半炎症の特性をさらに調査する予定だ。

「エンドカンナビノイド・システムは、クローン病や胃腸疾患における潜在的な治療目標であると確信する確固たる根拠が多くある」と、ナフタリ医師は言う。「しかしながら、現段階では、医療大麻をクローン病患者の一部にとっての一時的症状軽減としての選択肢として検討できる、としか言えない状態だ。」と続けた。

あわせて読みたい