元ロンドン警視庁総監、大麻合法化の再検討は急務だと訴える

元ロンドン警視庁総監のバーナード・ホーガン=ハウが、大麻法を改正する準備をすべきだと語った。

ホーガン=ハウ卿は厳しい大麻規制を支持してきたが、実際問題として娯楽用使用の認可に「滑り落ちる」可能性はあると言った。

「医療目的で大麻利用がされている世界を見渡せば、それが娯楽用使用へ陥る流れを生じさせることは既に証明されている」と、同氏は言う。

「潜在的な可能性に対してしかるべき対策をした方がいいのだ。」

同氏は、チャンネル4(Channel4)の特別番組の企画で、大麻問題について調査をした。

自身が内務大臣だったら、緊急専門家委員会を招集して、北米での大麻に関する動向の実証を確認するだろう、と語っている。

ホーガン=ハウ卿は、「法改正の明確な根拠があるわけではないが、見直しが必要だと言う明確な根拠はある。先延ばしするようなものではなく、決められた期間で動くべきことだ。」と言う。

「この件は前に進めていくべきであり、政府はより円滑に医療大麻を処方箋によって手に入る状況にした。」

「我々は、恵まれている。先駆者ではないので、他の失敗から学ぶことができる。さまざまな論拠・証拠を確認することができる今、それを無視すべきではない。」

11月1日から、イングランド・ウェールズ・スコットランドでは、医者が患者に大麻製品を処方することができるようになる。

サジッド・ジャヴィッド内務大臣は、いくつかの明確な事例を検討し専門家からの助言を得て、患者の大麻製品利用に関する規制を緩和することを決定した。

内務省の広報担当は、政府は「娯楽用大麻の合法化の予定はない」と述べた。

「大麻を合法化しても、非合法な取引による犯罪を撲滅することにはならず、薬物依存に関わる害や家族・社会に対する悪影響を対処することにはならないだろう。」

「合法化は薬物を使用していない、特に若者や弱者を含む大多数の国民に誤ったメッセージを発信することになり、薬物の乱用を促す潜在的な危険性を伴う。」

ホーガン=ハウ卿は、40年近く警察官として勤め、6年近くロンドン警視庁総監に就任した。

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