アメリカの大麻企業アイアンサス・キャピタルがMPXバイオセウティカルズを8億3500万ドルで買収

複数州でマリファナ事業展開をするアイアンサスキャピタル(iAnthus Capital)が、トロントを拠点とする大麻企業MPXバイオセウティカルズ社(MPX Bioceutical Corp.)のアメリカ資産を、8億3500万カナダドル(6億4000万ドル)の株式取引額で買収することに合意した。これは、この1週間でアメリカ大麻取引産業で2番目の巨大買収となる。

この買収で、ニューヨークを拠点とするアイアンサス(iAnthus)は全米最大の大麻取扱業者となり、新たに10州に展開し、その数は倍になる。

この取引は、ニュースリリースによると、アメリカの大麻産業で初の公開企業同士の買収である。

この巨大取引は、先週発表されたメッドメン社(MedMen Enterprises)の6億8200万ドルでの医療大麻企業ファーマカン(PharmaCann)買収合意に続く。

アメリカの大麻市場での合併買収強化の煽りを受けており、この動きで企業が振り落とされ、「全国区生き残るのは8-10社」だけになるだろう、とアイアンサス(iAnthus)CEOハドリー・フォード氏は言う。

「それだけしか現状わからない。だからこそ、今全国区の展開を図ることが重要になる。」と同氏。「今回の取引で、西海岸と東海岸で2つの地元に根付いた拠点を手に入れることができる。今後も全米中の新規企業の買収を続けるつもりだ。」と続けた。

MPX社CEOスコット・ボイズは、「アメリカの大麻市場は、陣取り合戦のような段階で、今回我々がアイアンサス(iAnthus)と組むことで、投資家がこの爆発的な市場に最善の形で露出することができるようになると思う」と付け加えた。

株主の承認待ちとなっている合意によって、MPXの株主はMPXの普通株1株にあたりアイアンサス(iAnthus)0.1673株の配当を受ける。これは1MPX株約1.28カナダドルに値する。

MPX株主は、MPXインターナショナル(MPX International)の普通株の配当も受ける。MPXインターナショナル(MPX International)は、アメリカ国外での事業の持株会社として設立されるもので、カナダ証券取引所(CSE)での上場を申請する予定だ。

MPXバイオセウティカルズ(MPX Bioceuticals)は、CSEでMPXとして取引され、店頭市場ではMPXEFとして取引される。アイアンサス(iAnthus)はCSEでIAN、店頭でITHUFとして上場する。

合併会社としては、MPXインターナショナル(MPX International)を除いて、10州(アリゾナ・カルフォルニア・コロラド・フロリダ・メリーランド・マサチューセッツ・ネバダ・ニューメキシコ・ニューヨーク・バーモント)で、56の大麻小売店と14の栽培・加工免許を所有することになる。

合併後は、全ての店舗と製品で使用する新しいブランド名を打ち出す、とフォード氏は語った。

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