今日からカナダで大麻が合法化

水曜日にマリファナの娯楽使用が合法化される。これは実際どういうことなのか?

10月17日水曜日に、世界で2番目となるカナダが全国でマリファナを合法化する。C-45法案として6月に議会可決し、施行される。成人は、30gまでの大麻の所持と、一家庭につきいかなるサイズのものでも4株まで栽培が可能になる。州単位で追加の規則が定められる。

近くカナダへ行く予定のあるアメリカ人が注意すべき点は、完全に全体として開放されるわけではないということだ。合法化初日に販売を開始する小売業者はカナダ全体でも200に満たない。西海岸では、ブリティッシュコロンビアのカムループスで政府運営のマリファナ販売店が唯一オープンする。東海岸では、モントリオールでは数は増え、水曜日に12店舗オープンし、今月中にもう3店のオープンが決まっている。今年中には、ケベックで20の大麻販売店がオープンし、その全てが政府運営のSociété Québécoise du Cannabis (SQDC)で、同じく政府運営のアルコール店の派生形である。ケベックが自治政府に権利を委ねる一方、他州は富の拡散を目論み、個人販売小売店へも免許を発行する予定だ。

規則は州ごと、都市ごと、自治体ごとに異なり、実際に何が合法で誰に対して適用されるかについての混乱も起きている。国法ではマリファナの購入が合法な法定年齢を18歳以上としているが、ブリティッシュコロンビア州のように一部の州では19歳と定めている。また先般選出されたケベック州政府では、保守主義のフランソワ・ルゴー氏が法定年齢を21歳に引き上げると言及しており、家庭栽培については既に禁じている。マニトバ州でも家庭栽培は禁じられている。

現段階では、ケベック州では公共の場での大麻使用は法的には認められているが、禁煙エリアなどは除外される。しかし、各州そして各都市にも規制力が与えられていることもあり、一部の地域では公共の場で使用を一切禁じている。モントリオール州としては禁じていないが、保守野党が実権を握る地方議会のある5つの自治体で、公共の場での使用を完全に禁ずる条例を制定した。ブリティッシュコロンビア州・ケベック州両州で、Société Québécoise du Cannabis (SQDC)のウェブサイトでマリファナオンライン販売・配達が認可されているが、カナダの住所の入力と法定年齢以上であることを証明する身分証明書の提示が必要だ。

まだ違法とされているのは、マリファナ食料品の販売・流通だ。連邦法では、家庭で個人用としてマリファナを注入した食品を作ることは許されているが、梱包された食料品に関する規則には着手されておらず、この先1年は施行は難しいと思われる。現段階では、乾燥大麻と大麻油が認可された店舗で販売される。

「食料品の定義の複雑さを理解した上で、カナダ人の安全を最優先した法令を考えている」と、国境警備・組織犯罪削減大臣ビル・ブレアがCTVニュースで述べた。

アメリカ税関国境保護局は、マリファナを所持し国境で捕えられたカナダ人は生涯アメリカへの入国が禁止される場合があると明言している。マリファナ産業関係者がアメリカでの事業の準備として入国している可能性があるからだ。アメリカ国民がカナダへ渡航する際は、同様の尋問を受けることはないが、カナダで合法に購入したマリファナを帰国時に持ち込むことは完全に違法行為となるのでお勧めしない。

あわせて読みたい