世界最大の大麻取引、メッドメンとファーマ・カンの合併がフィラデルフィアでまとまる

フィラデルフィアの法律事務所でメガクラスの取引がまとめられた。急成長を遂げているマリファナ小売業者メッドメン(Medmen)が、栽培・施薬経営を行うファーマ・カン(PharmaCann)株式取引6億8200万ドル(約765億円)で買収することになった。

「これは、合法大麻産業における史上最大の買収・合併になる」と、フィラデルフィアの法律事務所フォックス・ロスチャイルド(Fox Rothschild LLP)のパートナー弁護士ジョシュア・ホーン氏は言う。

ホーン氏は、同法律事務所シカゴオフィスのビル・ボゴット氏と共に、非公開会社であるファーマ・カン(PharmaCann)の代理人として、この取引に関わった。先月ナショナル・ロー・ジャーナル(National Law Journal)で「大麻法の先駆者」と呼ばれたこの2人は、フォックス・ロスチャイルド(Fox Rothschild)の大麻関連を扱う全米の弁護士ネットワークを率いている。

この合併によって、メッドメン(MedMen)が取り扱う州の数は倍の12州となる。

ファーマ・カン(PharmaCann)は、ペンシルベニア州ラッカワナ群でのマリファナ栽培・加工の免許を獲得したところで、以前は同州で施薬所を3箇所運営することが認められていた。また、ホーン氏によると、同社はニュージャージー州でも大麻栽培・施薬免許の申請をしている。ニュージャージー州では11月には認可される運びだ。

規制当局によって保留状態の認可やファーマ・カン(PharmaCann)の拡大する施設や小売販路はメッドメン(MedMen)に全権が委ねられる。合併後は、店頭株価表示ではMMNFFとして取引されることになる。メリーランド州を除き取引がされている全米の市場では単一の資本系列に統合される。

「これは2年前であれば不可能だった。大麻産業そしてこの2社がいかに発展したかを証明している。」と、メッドメン(MedMen)CEOであり創設者のアダム・ビールマンが声明を出している。

この取引の手続き完了は2018年末を予定している。

「両社とも優秀な幹部チームを持ち、将来の展望を共有できている」とボゴット氏は言う。「両社のメンバーと仕事をすることに期待しているし、両社が合わさることでより大きな成果を出すだろう。」と続けた。

この買収は大麻産業において最も劇的な取引となり、合併・公募増資・逆さ合併の1ヶ月の数字は驚異的なものになるだろう。

多くの大麻産業内部関係者は、連邦政府がまもなく全米での大麻問題に着手すると考えている、とホーン氏は言う。トランプ大統領は全米での医療大麻の合法化と言う「選挙公約を守る」意志があると、ダナ・ローラバッカー議員(共和党・カルフォルニア州)が述べている。

「もし変革があるのなら、州を越えたものになる」とホーン氏。「国政選挙後に実現するだろう。新しいメッドメン(MedMen)は真の全米一ブランドとしての一歩を踏み出した。」と言う。

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