投資家が今、熱い視線をおくるカナダの大麻関連企業10社

10月17日のカナダにおける大麻合法化により、世界的にますます盛り上がりを見せる大麻ビジネス。

そんな市況に合わせて、カナダではここ数ヶ月の間に大麻関連企業の業績が急激に伸びている。

今の日本では決して紹介されることがない、勢いがあるカナダの大麻関連企業を見てみよう。

 

ティルレイ(Tilray)

【設立】2013年
【売上高】2050万ドル/23億円(2017年)
【証券コード】NASDAQ:TLRY
【事業内容】医療用大麻の生産・販売、医療用大麻オイルの製造・販売

 

ティルレイの名を聞いたことがある人は少なくないだろう。ノバルティスグループとも提携しており、医療用大麻製品の開発に余念がない。

CEOのブレンダン・ケネディーがテレビ番組で「3~4年で様々な国が大麻合法化に踏み出す」といった楽観的な発言により、株価が急騰したことは記憶に新しい。

 

オーロラ・カンナビス(Aurora Cannabis)

【設立】2013年
【売上高】5510万カナダドル/48億円(2018年)
【証券コード】TSX:ACB
【事業内容】医療用大麻の生産・販売、大麻関連製品の製造・販売

 

オーロラ・カンナビスは大麻業界をリードする企業である。多くの大麻生産施設を所有しており、中でも現在着工中のオーロラ・スカイは、完成するとカナダで最大級の規模になり生産コストの削減を見込む。

積極的にM&Aや事業提携を実施し、最近ではコカコーラとの大麻成分入り飲料開発の協議が話題になった。10月17日以降は娯楽用大麻の供給も開始する予定である。

 

キャノピー・グロース

【設立】2014年
【売上高】7790万カナダドル/68億円(2018年)
【証券コード】NYCE:CGC/TSX:WEED
【事業内容】医療用大麻の生産・販売、大麻関連製品の製造・販売

 

こちらも医療用大麻を扱う企業。いくつかのブランドを展開しており、中でもラッパーのスヌープドッグがプロデュースした「Leafs By Snoop」はこの企業の積極的な姿勢を表している。

今年に入ってからは娯楽用大麻生産のため生産施設の拡大に注力している。また、「コロナ」ビールで有名なコンステレーション・ブランズ(Constelattion Brands)から巨額の出資を受けている。

 

アフリア(Aphria)

【設立】2014年
【売上高】3690万カナダドル/32億円(2018年)
【証券コード】TSX:APH
【事業内容】医療用大麻の生産・販売、大麻関連製品の製造・販売

 

同じく医療用大麻とその関連製品を扱っている。数多くの製品ラインナップで、精神作用のある「THC(テトラヒドロカンナビノール)」入りのベポライザーなども製造している。

こちらもティルレイと同じく、10月17日のカナダにおける合法化以降、娯楽用大麻を供給する計画を立てている。

 

クロノス・グループ(Cronos Group)

【設立】2012年
【売上高】408万カナダドル/3億円(2017年)
【証券コード】NASDAQ:CRON
【事業内容】医療用大麻の生産・販売、大麻関連製品の製造・販売

 

まだまだ売上規模は小さいが、2018年の上半期ですでに633万カナダドルの売上に達し、前年比400%以上の成長を遂げている注目株。

ドイツの薬局チェーンと提携し、12000以上の薬局のチャネルを持つ。

最近はバイオテクノロジー企業と提携し、大麻からより多くのカンナビノイドを抽出する技術の研究に着手している。

 

サニーバ(Sunniva)

【設立】2014年
【売上高】1610万カナダドル/14億円(2017年)
【証券コード】CSE:SNN
【事業内容】医療用大麻の生産・販売、大麻関連製品の製造・販売

 

創業者はバイオメディカル企業を創業し、博士号を持つアンソニー・ホラー氏で、高品質な大麻生産を目指す。

農薬を使わない栽培のための温室や製造工程を設計している。

2018年上半期の売上は963万カナダドルで、170%の成長率を誇る。

 

エムワイエム・ニュートラシューティカルズ(MYM Nutraceuticals)

【設立】2014年
【売上高】178万ドル/2億円(2018年)
【証券コード】CNSX:MYM
【事業内容】医療用大麻の生産、大麻関連製品の製造・販売

 

大麻をベースとしたオイルや栄養補助食品を製造・販売している。他にベポライザーやスプレー、化粧品などの販売もしている、大麻関連製品を扱う企業。

カナダとオーストラリアに大規模生産施設を建設中で、完成すると生産能力が格段に上がることが期待されている。また、ケベック州に大麻美術館をつくるというプロジェクトに参加している。

 

リバティ・ヘルス・サイエンス(Liberty Health Sciences)

【設立】2011年
【売上高】60万カナダドル/5200万円(2017年5月~2018年2月)
【証券コード】CSE:LHS
【事業内容】医療用大麻の生産、大麻関連製品の製造・販売

 

フロリダ州にて医療用大麻の生産、販売を行っている。ディスペンサリーとデリバリー拠点を所有しており、フロリダ州内であれば無料翌日配送してくれる。

フロリダでのオンライン販売の許可を持っており、ローカルで強い地盤を持っている企業。

 

イソディオル・インターナショナル(Isodiol International)

【設立】2014年
【売上高】1910万ドル/21億円(2018年)
【証券コード】CSE:ISOL
【事業内容】大麻関連製品の製造・販売

 

イソディオル・インターナショナルは、飲料やスキンケアなどの大麻由来製品を製造している。

また、「CBD(カンナビジオール)」を用いた痛み止めのクリームやスプレーなども手掛けており、他の企業よりもより健康やスポーツに寄り添う姿勢を見せている。

 

ナマステ・テクノロジーズ(Namaste Technologies)

【設立】2005年
【売上高】1460万カナダドル/12億円(2017年9月~2018年5月)
【証券コード】TSXV:N
【事業内容】大麻関連製品のeコマースプラットフォームの運営

 

ナマステ・テクノロジーズはベポライザーやボングなどの大麻吸引器具やアクセサリーのeコマースプラットフォームを運営している。

また、オンライン上で医療用大麻の申請フォームを提出して処方箋を手に入れることができるサービスなど、ウェブを基盤としたサービスを展開している。

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