アメリカの革新的な大麻関連起業10社
10月17日のカナダにおける大麻合法化により、世界的にますます盛り上がりを見せる大麻ビジネス。
そのエポックメイキングなイベント以前から、アメリカでは多くの大麻関連企業が切磋琢磨している。
アメリカにおける革新的な大麻関連企業を紹介したい。
インシス・セラピューティクス(Insys Therapeutics)
【売上高】1億4069万ドル/158億円(2017年)
【証券コード】NASDAQ:INSY
【事業内容】カンナビノイド由来の医薬品製造
もともとは癌やエイズの薬剤を開発していた会社。
独自の開発力とスプレー技術で、カンナビノイド由来の薬剤の開発を進めている。
テラ・テック(Terra Tech)
【売上高】3580万ドル/40億円(2017年)
【証券コード】OTCQX:TRTC
【事業内容】医療用大麻の生産・販売
ハーブの生産を軸事業にしていた会社。蓄積された栽培方法のノウハウを強みとしている。
調剤薬局のブルーム・オークランドを傘下に持ち、販売チャネルにも優位性がある。
カンナビス・サティバ(Cannabis Sativa)
【売上高】31万ドル/3500万円(2017年)
【証券コード】OTCMKTS:CBDS
【事業内容】医療用大麻、及び産業用大麻の関連製品の製造・販売
医療用大麻だけでなく、産業用大麻に関連する事業も行っている。
大麻由来成分入りの外傷用クリームや、スキンケア製品などを製造。
カンナビノイドの濃度を高めるための技術を持っている。
メッドメン(MedMen)
【売上高】1920万ドル/21億円(2018年)
【証券コード】CSE:MMEN
【事業内容】医療用大麻の生産・販売
「大麻のApple Store」と呼ばれ、ラグジュアリーな医療用大麻のセレクトショップを運営している。
米国初の大麻関連のユニコーン企業であり、今年に入ってから資金調達や大型のM&Aなどを積極的に行っている大麻産業のリーディングカンパニー。
トゥルーリーブUS(Trulieve US)
【売上高】1980万ドル/22億円(2017年)
【証券コード】OTC:TCNNF
【事業内容】医療用大麻の生産・販売
フロリダで最大級の医療用大麻会社。本元であるトゥルーリーブ・カンナビスはカナダを本拠としている。
多くのプライベートブランド、多くのディスペンサリーを持ち、8万人以上の患者に製品を提供している。
シャーロット・ウェブ(Charlotte’s Web Holdings)
【売上高】4000万ドル/45億円(2017年)
【証券コード】CSE:CWEB
【事業内容】CBDオイルの製造・販売
低THC、高CBDのオイルを製造している。
「Weed」という番組で、てんかんを持つシャーロットという女の子を治療するためにシャーロット・ウェブのCBDオイルが使用され、劇的に回復した事実を報じたことで医療用大麻の効能が広く認知されるようになった。
クッシュコー(KushCo Holdings)
【売上高】5100万ドル/57億円(2018年)
【証券コード】OTCQB:KSHB
【事業内容】大麻関連製品の製造・販売
大麻用のベポライザーや包装紙、ボトルなどを製造・販売している会社。
カナダにおける大麻合法化に合わせて、カナダでの事業展開を計画している。
CVサイエンス(CV Sciences)
【売上高】2070万ドル/23億円(2017年)
【証券コード】OTCMKTS:CVSI
【事業内容】大麻由来の医薬品、健康食品の製造・販売
CBDオイルを含む医薬品や健康食品の製造を手がけている。
大麻由来成分入りのグミなど一般消費者向けの製品部門が存在する。
グロー・ジェネレーション(GrowGeneration)
【売上高】1440万ドル/16億円(2017年)
【証券コード】OTCMKTS:GRWG
【事業内容】水耕栽培、有機栽培設備や消耗品の製造・販売
グロー・ジェネレーションは大麻栽培用の設備や消耗品を手がけている。
最先端の照明や栽培の技術が強みであり、大麻市場の規模拡大に合わせて成長。
マリメッド(Marimed)
【売上高】610万ドル/7億円(2017年)
【証券コード】OTC:MRMD
【事業内容】大麻関連企業のコンサルティング
大麻関連企業のコンサルティングやERPを事業としている。
生産施設の設計から資金調達まで、包括的に大麻関連企業をサポートしている